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家の住み替え、買い替えに伴う
仮住まいの費用と探し方

住み替えで仮住まいが必要となるケース

住み替えの際に仮住まいが必要となるのは、次の住まいの入居日以前に現在の住まいを退去しなければならないときです。

例えば、
・住み替え先の購入資金を得るために、先に今住んでいる家を売却したい
・完成前の家を購入したが、予定よりも工事が遅れ、引き渡し前に賃貸物件の退去日がきてしまう
・住んでいた家が売却できたが、新しく購入した家の引き渡しが半年後である
といった場合です。

中でも住み替え先の購入資金を用意するために、住んでいる家を先に売却することはよく検討されることでしょう。もともと住んでいた家を売却して新しい家を購入する場合、「売り先行」「買い先行」「同時進行」の3種類の方法があります。

売り先行

住んでいた家を売却してから新しい家を購入する方法で、一時的に仮住まいを用意する必要がありますが、新しい家を購入する前に資金を用意することができます。

買い先行

新しい家を購入してから住んでいた家を売却する方法です。仮住まいは不要ですが資金計画が難しくなるというデメリットがあります。

不動産仲介を利用する場合は、既存の住宅ローンとのダブルローンやつなぎ融資を利用して資金を用意する方法があります。ただし、ダブルローンの場合は残債が増えて審査が厳しくなりますし、つなぎ融資の場合は通常の住宅ローンよりも高い金利が設定されていることが多くあります。

同時進行

売却と購入のタイミングを合わせて同時決済を行う方法です。購入者の都合もあるため、希望通りに進めることは難しい場合が多いです。

不動産業者に買い取ってもらう場合は売主の都合に合わせてもらうことも可能ですが、売却価格は相場よりも低いことがほとんどです。不動産業者によってはリースバックを用意しており、自宅売却後も不動産業者に家賃を払うことで住み続けられる場合があります。

売却と購入のタイミングを合わせ、かつ相場価格で売却できることが理想的ですが、買い手がつくタイミングと理想の物件を見つけられるタイミングが合うとは限りません。納得できる住み替え先を探すためには、仮住まいの利用も視野に入れましょう。

仮住まいにかかる費用

仮住まいにかかる費用は仮住まい先の家賃だけでなく、引っ越し費用や必要に応じて荷物保管のためのトランクルームの費用もかかります。

引っ越し費用

仮住まいすることで、元の家から仮住まい先、仮住まい先から新しい家への引越しが必要となります。通常よりも引っ越しが1回増え、その分費用も多くかかります。

引越し会社によっては、2回の引っ越しと荷物の保管をセットにしたプランが用意されています。

仮住まい物件にかかる費用

【仮住まいを賃貸する際に必要な費用】
家賃・管理費 毎月かかる費用です。入退去が月途中となる場合は日割で精算することが一般的です。
敷金 家賃1~2ヵ月分
礼金 家賃1~2ヵ月分
仲介手数料 家賃1ヵ月分+消費税
住宅保険料 年間1万円前後
このほかにも鍵交換代やハウスクリーニング代が必要となることがあります。

トランクルーム費用

仮住まい先に荷物が入りきらず、トランクルームを借りる場合は、その分の費用も必要となります。料金は数千円~数万円程度で、立地や広さによって異なります。収納する荷物に合わせて適切なトランクルームを選びましょう。

なお、引越し会社で荷物保管サービスがついているプランを選択することで、このトランクルーム費用を抑えることができるでしょう。

仮住まいの選択肢

住み替えの際に利用する仮住まいはいくつか選択肢がありますが、入居人数や条件が多くなるほど選択肢は減っていきます。

マンスリーマンション

家具・家電付き物件が多く、レンタル家具を提供しているサービスもあるので、入居後すぐに生活を始めることができます。ただし、既に家具などが設置されているため、自分の荷物をすべて持ち込むことは難しく、家具などはトランクルームへ預け、仮住まい期間中は身軽に生活するという選択肢となるでしょう。

ほとんどの物件が単身者向け、ペット飼育不可となっており、4人以上が入居可能なファミリー向けの物件は非常に少ないです。

短期賃貸物件

物件はマンションや戸建て、アパートなど様々で、仮住まい期間に限定した賃貸契約を締結します。通常の賃貸と異なる定期借家契約を用いて、あらかじめ賃貸期間を決めて契約を行うことが一般的です。

なかには、持ち主が転勤中の一戸建てなど一般賃貸物件より割安な賃料で広さがある物件もあり、多くの場合は手持ちの家具をすべて持ち込んで生活することが可能です。

なお、一般的な賃貸物件を借りて短期解約することも契約上は可能です。ただし、一般的な賃貸物件は長期間の入居を想定しており、短期間での解約はトラブルとなることや別途違約金が設定されている場合もありますので、注意が必要です。

仮住まいの探し方

賃貸市場において、仮住まいが可能な物件は非常に少ないです。インターネットに掲載されている物件のほとんどは長期の入居を目的とした一般的な賃貸物件で、希望するエリアで仮住まいにちょうど良い物件が見つからないことも多くあります。快適な仮住まいをみつけるために、地域の不動産屋や仮住まい専門の不動産屋も活用しましょう

インターネットで検索する

不動産ポータルサイトには多くの賃貸物件が掲載されていますが、長期的な入居を想定しており、短期間の入居希望は断られてしまうことがほとんどです

ウィークリーマンション、マンスリーマンションの場合は専門のポータルサイトやマンスリーマンションを提供する会社の公式サイトなどで、エリアなどの条件を絞り込んで検索することができます。

地域の不動産屋で探す

エリアを限定して物件を探している場合は、その地域の不動産屋に問い合わせてみるという選択肢があります。地域密着の不動産屋ならではの情報が得られるかもしれません。

ただし、ポータルサイト同様、取り扱っている物件は長期入居を前提としていることが多く、短期間の賃貸は敬遠される傾向にあります。

仮住まい専門の不動産屋で探す

仮住まい専門の不動産屋では、仮住まい専用の物件の取り扱いはもちろん、通常の賃貸物件に対しての仮住まい交渉を行ってもらえたり、礼金・仲介手数料のかからない物件の紹介なども受けられたりします。仮住まいを専門としているので、仮住まいに関する情報が集約されており、効率よく仮住まい探しを進めることができます。

仮住まいのご相談はこちら

仮住まいを探すときのポイント

賃貸の入居申込は先着順です。申し込みが入った時点で入居者募集が打ち切られるため、物件は早いもの勝ちです。仮住まいとして賃貸できる物件は数が限られているので、良い物件を見つけたら速やかに決断できるよう事前に希望条件を整理しておきましょう

期間

これまで住んでいた家から新居に移るまでの間が仮住まい期間となります。住み替え先が建築中の場合は天候等によって計画通りに進まないこともあるため、引き渡し予定日から1ヵ月程度の余裕をもった賃貸期間を設定することをおすすめします。

費用

費用の内訳は仮住まいにかかる費用でお伝えした通りですが、ここでは前述の内容に加えて、重要なポイントについてお伝えします。

住宅ローンを利用して新しく家を購入する場合でも、多くの場合、住宅ローンを仮住まい費用に充てることはできません。別途現金を用意しておく必要があります。

また、ペット飼育は追加で費用がかかることがほとんどで、敷金1ヵ月分が上乗せされるケースもあります。余裕をもって資金を準備しておきましょう。

広さ

家財道具など荷物を収めるにはどのくらいの広さが必要か確認しておきましょう

住んでいる家と同じくらいの広さの仮住まい物件を借りられることが理想的ですが、家具の配置や収納も影響するので、事前に家具や荷物の大きさを把握しておきましょう。

家の中のすべての荷物を出さなければならないため、場合によっては最低限の荷物で仮住まいできる物件を探し、引越しサービスやトランクルームへ荷物を預けることも併せて検討しましょう。

地域

子どもの学区や行政サービスなどは住んでいる場所によって異なります。必要なサービスや利用しているサービスが転居先で受けられるかどうか、事前に確認することをおすすめします

学区については、仮住まいの場合、元の学校への通学が認められる場合がありますので、まずは学校に相談してみましょう。

利便性

駅からの距離やスーパーなど、物件の立地は重要な要素です。物件を選ぶ際は、日常生活に必要な施設が周辺にあるかもあわせて検討しましょう

各施設への所要時間について、不動産の物件広告に記載されている徒歩分数は、分速80mで計算されていますが、これには踏み切りや信号待ちの時間は含まれていません。学校や駅へ向かう道など、頻繁に利用する経路は、実際に歩いて所要時間を確かめてみるとよいでしょう。

仮住まいを上手に活用して理想の住み替え先探しを

仮住まいを利用せずに住み替えることができれば、費用や手間を減らすことができますが、現実には同じタイミングで行うことは難しいでしょう。

買い替えの場合は、資金に余裕があれば先に新居を購入して住みながら以前住んでいた家の売却先を探すことができますが、そうでない場合は先に家の売却を済ませ、仮住まいをしながら家を探すこととなるでしょう。

仮住まい物件は数が少なく、入居人数やペット同居などの条件が増えるほど、物件探しは困難になります。住んでいる物件の退去日までに確実に仮住まいに引っ越すためには早めの行動が重要です。仮住まい先に入居する1か月半~1か月くらい前には、仮住まい候補となる物件を絞りこんでいきましょう。

リロの仮住まい」では仮住まいのご提案だけでなく、仮住まい期間終了までしっかりとサポートいたします。2回の引越しが必要となる仮住まいに対応した引越しサービスはもちろん、引っ越し時の家具家電の買取サービスもご紹介可能です。仮住まい探しでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

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